音楽がわからない
今日のコンサートはシベリウスを聴いた。 それなりに何回も聴いたことがある曲だが、わからなかった。 音楽の構造を頭で追っていたのだが、気付かないうちに、今どこにいるのかわからなくなる。 それが、勉強しているのに気付いたら違うことを考えている、意志の弱い自分に重なり、不快になった。
最近、音楽は構造を読むものだと思うようになった。 英語のリスニングをするように、一つの音も聞き逃さないように聞くべきだと思った。 ただの盛り上がりや静けさは、音楽の構造から感じるべきだと思った。 そうじゃなきゃ、小説のなかの美辞麗句に唸るだけだということに気付いた。
コンサートにいくたびに、本気で聴こうとするのだが、実際にやってみると、まるでできなかった。 今まで、あまりにも音楽をテキトーに聴いていたことに気付いた。
今日もシベリウスはわからなかった。