EverClassic

光り輝く愛!笑ってる死!

毎日深夜、バイロイト音楽祭をラジオで聴いてる。

今日は大好きなオペラ、「ジークフリート」だ。 1番初めに好きになったオペラ。 僕の青春がつまったオペラ。 僕は18歳のころ、浪人生だったころ、毎日このジークフリートの第3幕を聴いた。 この音楽こそ、世界で最も美しい!! ジークフリートとブリュンヒルデの愛の二重唱は、僕の夢と陶酔の極地だった。 昔は、僕はワーグナーを毎日聴かなきゃ生きてゆけない身体に洗脳されてた。

今は、その暗示は覚めちゃったけど、やっぱりあの音楽をきくと、一瞬にして、若かりし18歳へと引き戻される。 あの頃が人生で1番幸福だった。 浪人生活は、毎日毎日、図書館に通って、クラシック音楽ばかり聞いてた。 毎日、なにもなかったけど、とても満ち足りていた。 僕の生活のすべては音楽に包まれていた。 毎日、音楽と共に生きる幸福感に包まれていた。 あの頃は、熱に浮かれた、異常な精神状態、燥状態だったんだ。

今は、感性が鈍り、音楽を聴いても、かつての夢心地には辿り着けない。 どんよりとした、鬱屈した気分が、たえず僕を包み込んでいる。 いつか、この雲が晴れ、再び太陽が出る日を信じて生きてゆこう。