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クラシック音楽革命論

5時からコンサートへ。今日はN響です。

カルロ・リッツィ指揮 「チェロ協奏曲」 「新世界交響曲」 byどぼるざーく

音楽を聴きながら、指揮者になりたいと思った。 あんなふうに、自分を自由に表現して、それを仕事にして生きてゆけたら、きっと楽しいだろうな。

ああ、指揮者になりたい・・・・そうだ、ヴァーチャルで指揮をするゲームをつくればいいんだ。 Wiiのように、細長いコントローラー(しかも軽くなければならない)を使い、オーケストラを操るゲーム。 そのためには、音の一つ一つをを離散化し、テンポを感知する技術(パターン認識)、テンポやダイナミクスの伸縮と音楽進行を自由にシンクロさせる技術、そしてコンサートホールの音響を再現するすぐれた音響技術。 音響技術は不可欠だ。ありえないくらいの高音質を、生と区別がつかないくらいの技術でなければヒット商品にはならない。なので、家庭用ゲーム機では再現不可能。たいこの達人のようなゲーセンに置くタイプがよい。 それから、指揮の仕方による個人差を克服するための、クセの学習システム。さらには、特殊なメガネをつけ、目の前に3Dのヴァーチャルなオーケストラを出現させ、目線と左手によって、音楽への表情付けを可能にする。知能工学と音響の最先端の技術が不可欠だ。

クラシック音楽の最大の魅力は、フィナーレにおける全能感。自分が神になったかのような圧倒的勝利感。クラシック音楽はそれ自体すばらしいものなのに、それを一般の人はその快楽を知らない。僕は、そのフィナーレにおける高揚感は自分が体験しえる最高の快楽だと思うし、他のクラシックファンも同様だと思う。 クラシック音楽はお堅い音楽というイメージがつきまとう。が、これがヒットすれば、クラシック音楽は再び大衆の人気を取り戻すことができる。そのためには、ありえないような体験を再現するには、最先端の音響技術がどうしても必要なのである。

そもそも、人が音楽を演奏するのは、音楽を通じて自分の感情を表現するためだと思う。ならば、技術によって簡単に感情を表現することが可能になれば、だれもが音楽を楽しむことができるようになる。カラオケがそうじゃないか!

さらに、指揮をするという作業はなかなか疲れるものなので、健康への効果もある(これはWiiの戦略と全く同様)。

クラシック音楽に対する人気が高まれば、たくさんの人がコンサートホールに通うようになり、CDもポップス並に売れ、クラシック産業の発展にもつながる。 さらにさらに人気が出れば、家庭用でもチープな音響で再現できるソフトが売り出される。このソフトは、パソコンと接続することで、ネット上からさまざまな曲をダウンロードすることが可能になる。 また、パソコンを通じて、音楽の細部の表現を調整することが可能になる。クラシックオタクにとって、なぜ同じ曲を何度も何度も指揮者を変えてきくかといえば、自分にとって最高の表現を探し求めているからだ。なので、この昨日が可能になれば、オタクたちは欣喜雀躍だ。

さらにコアなファンが出てくれば、既存の音楽作品には満足できず、自分で作曲しはじめる。 それが盛んになれば、現在全く大衆を置き去りにした現代音楽にパラダイム的な変革が起き、音楽の歴史に関わる事件になる。

さらに、いかに魅力的な指揮をするかのコンテストも開かれる。学校の音楽の時間にも取り入れられる。もう、指揮者というのはだれでもできるものになり、職業的な特権は崩れ去る。そうすると、プロの指揮者ももういばってられなく、絶えず努力しなければならなくなり、よりいっそうすばらしい音楽が生み出されるだろう。

クラシック音楽に革命が起こるだろう。それまでは、音楽は与えられるもので、コンサートホールという特別な場所でのみ実現可能なものであったが、技術によりだれでも音楽を生み出すことができる、だれもが芸術家になれるのだ。それは、最先端の技術で実現するのだ。

ここまで妄想を膨らませて、それを実現する能力がある企業は、ソニーコンピューターエンターテイメントしかないと思って、これを志望動機にして面接を受け、面接でこういう商品をつくりたいです、いや作ってくださいと商品提案のために面接を受けに行こうと思った。

家に帰って、ネットで調べてみると・・・・ガーン・・・・これはすでにドイツで研究がされていた。 http://www.newscientist.com/article/mg19626265.500

ショックすぎる。夢が・・・将来をかけた夢が・・・2時間で崩れ去った。


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