ためしてガッテ
今日は、ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団のコンサートに行ってきた。 指揮者は、ダニエレ・ガッティ。
燃えるような演奏だった。 ガッティのまわりに、ドラゴンボールのようなオーラがバババババ~~って見えたくらいだ(どんな形容だよ!) 切れば沸騰した血が吹き出るような、カフェインの錠剤を間違って3つ飲んじゃったような、尻に花火を突っ込まれたような、そんな興奮だった。
人生の記録更新!今まで聴いた、燃えたつ音楽の中での最高の瞬間。
木管や金管、打楽器はそれぞれ強烈に響いているが、それが全体としてまとまっているという、このバランス感覚。 アイーダを聴いた時も、決して歌をつぶさないように響いていて、いやぁ日本とは違うと思ったりした。 そして、燃えさかるといいたくなるような、一気阿世さ。暗い部分はどす黒く、明るい部分はギラギラと、これがイアリアの国民性。
合唱もすばらしい。これもまた、人生の記録更新レベルに達した。 統一感と、音量、迫りくる迫力が、こんなもんきいたことない、と思った。
ガッティの指揮は、感覚的というか、開放的。 アイーダの凱旋行進曲は、バレンボイムでも先週聴いたけれども、全体的にはバレンボイムのほうが優れていた(演出のせい?)と思うが、最後の高揚感ではガッティに軍配が上がると思う。 タメと解放のバランスが好きだ。ここぞというところで、凝縮して一気にクレッシェンドをかけるという技術を何度か使い、それが功を奏して感動へとつながった。
明日は、またガッティのドン・カルロ。