EverClassic

KYじゃなくてよかった

今日は、ヴァレリー・アファナシエフのコンサートだった。

しかぁし、そこには一つ大きな問題があった。 それは、今日が内定式だったということ。 そして、内定式のあとは当然飲み会があるものと思って、4ヶ月前くらいからずっと悩んでいた。

社会人になったらアファナシエフが聴けないかもしれない。 しかし、飲み会に参加しないと、さっそくKYな目で見られてしまう。 落研やゼミでは、もうすでにKYなレッテルを貼られているので、就職先ではなんとか温和な状況を保ちたい。

チケットを譲ろうと奔走したり、妹のドアの前で1時間くらい説得という名のいやがらせをしたが、どうしてもチケットがさばけない。

さらに父親から、 「誘いを断るなんて、お前は社会人としてやってけない!」 といわれ、母親からは、 「飲み会に参加しないと内定取り消されるよ」 と脅迫され、昨日はふとんの中で

「うぅ~~腹が痛い・・・・」

と腹痛になる練習を繰り返したものの、やっぱり飲み会に参加する覚悟で内定式に挑んだところ・・・おっとびっくり、個人面接が終わった人から、一人ずつの解散で、飲み会なんて起こらない。 (いや、面接が終わったのが最後から2番目だったから、一人置いてかれたという疑いが・・・) 昼間に懇談会があったから、それが代わりとして機能したみたい。

そんな団結力のなさに、不安と喜びを感じつつ、全速力でトッパンホールへ。 開始2分前に、ギリギリの到着。 飯田橋からトッパンホールはけっこう距離があって、到着したときには疲れはて、前半のプログラムはほとんど放心状態。 後半の、リストのピアノ・ソナタロ短調は、怒涛の音楽だった。若干涙ぐむ。 今までの抑圧が大きい分、感動も大きい。

ちなみに、会社からサントリーホールまでは40分くらいかかった。 ちょっと平日駆けつけるのはきついなぁ。平日にコンサートにいけるのも、学生のうち。 先輩社員たちも、最後の学生生活を楽しんでくださいといってたし。 これからも、気合を入れてがんばろう。

ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)

リスト:《詩的で宗教的な調べ》S173より 第7曲〈葬送、1849年10月〉 リスト:灰色の雲 S199 リスト:ノクチュルネ「眠れぬ夜、問い―そして答え」S203 リスト:悲しみのゴンドラ(第2版)S200/2 リスト:不運 S208 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178