とくに、コントラバスが良かった
今日はNHKホールにN響のコンサートを聴きに行った。
シューマン / 序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52 シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 シューマン / 交響曲 第3番 変ホ長調 作品97「ライン」 指揮|ネヴィル・マリナー ピアノ|アンティ・シーララ
最近、クラシックスーツがカッコイイと思ってきた。 というのも、「落合正勝」という批評家の本をいくつか読み、クラシック音楽とクラシックスーツが 同じ美学の理論に貫かれていると考えたからだ。たとえば、
「部分は全体をつくり、全体は部分を作る」 「クラシックとは歴史の中でつくられてきた伝統、エレガントというのはその人の人間そのもの」 「選択と抑制、部分が目立ってはいけない。全体として調和していなければならない」
とか。
そんなことを考えつつ、久しぶりのコンサートだ。 久しぶりにオーケストラを生で見て、なんかスーツの色にとても似ていて、ああこれがクラシック?と思った。 特に、コントラバスが今はいているイタリアの靴と同じ色をしていたのを発見して、嬉しくなった。
音楽は、まあ普通だった。ネヴィル・マリナー、普通のことを立派にやっていた。 やや重たく、でもときどき旋律をよく歌うが、たまにドンくささを感じる響きだった。
アンティ・シーララのピアノは、ちょっと繊細すぎるところがあった。 その音楽が、その人の人間性を示しているのだろう。そうだとすれば、その音楽はエレガントだ。
ラインは、好きな曲なので、フィナーレのコーラルで、感動して涙ぐんだ。あららしーらら、これはエレガントではない。