夢とマンドリンとパブロンと。N響 ジンマン マーラーの7番
年明け初めのコンサート。今年一年いい音楽に恵まれることを祈りつつ、NHKホールへ。
第1745回 定期公演 Cプログラム 2013年1月12日(土) 開場 2:00pm 開演 3:00pm NHKホール NHK交響楽団 マーラー/交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」 指揮:デーヴィッド・ジンマン
今日は、マーラーの7番。 パンフレットを読んで初めて知ったが、夜の歌と呼ばれているのは日本だけらしい。 個人的には、この曲は夜明けの歌と名付けてほしい。 中間楽章は意味がわからないが、フィナーレだけ無駄に盛り上がるのが好きだ。
安定感のある演奏で夢とマンドリンのなかへ
ジンマンの指揮は、無骨。音のボリュームは全体的に大きめ。 美しい旋律もサラリと流す。エキセントリックな展開も、テンポの揺らしもない。
初めはなんだかつまらないなと思っていたが、 第一楽章の後半頃から音楽がよく聞こえるようになった。
たしかに、美しく響かせたり、わっと驚かせるような仕方はしない。 しかし、その分構築的に音楽を作っていくので、全体的に安定感がある。
マーラーはあまり向いていなく、 どちらかと言えば、ドイツ系の固い交響曲が似合いそうな気がした。 ジンマンは、アメリカの指揮者らしい。
コンサート前に、パブロンを飲んだので、聞きつつも意識もうろうのまどろみに落ちていった。 そんななかでのマンドリンの響きが心地よかった。
第五楽章でドカンと起こされる。 テンポは早めで、こじんまりとした印象を受ける。 みんな音が大きめなので、強弱がもう少しあってもいいと思ったり。 マーラーなのだから、もっと奇抜に、大胆にひろがる演奏が好きだ。