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過激化するインバルと都響!マーラー・ツィクルスの最後を飾る交響曲第5番

今日は、みなとみらいにインバルのマーラー交響曲第5番を聞きに行きました。 マーラーチクルス、第一期の最終回。 マーラーの5番は自分の中では2番目に好きな交響曲だ。

人生で一番感動した演奏会

インバルを初めて生で聞いたのは2009年7月9日。 池袋の東京芸術劇場でフィルハーモニア管弦楽団を指揮したマーラー交響曲第5番だった。

今でもあの感動は覚えている。 今までで、一番感動したコンサートが、それだった。

それから、インバルは都響のプリンシパルコンダクターに就任し、日本でインバルの演奏を頻繁に楽しめるようになった。自分も、都合が合う限り、インバルと都響のマーラー演奏会を追いかけた。

それから4年、ついに再びインバルのマーラー5番を生で聞く機会に恵まれた。 それが、今日の演奏会である。

ますます過激化するインバルの音楽

日時:2013年1月19日(土)15:00開演(14:20開場) 場所:横浜みなとみらいホール 出演者 指揮:エリアフ・インバル メゾソプラノ:イリス・フェルミリオン 東京都交響楽団

曲目 【新・マーラー・ツィクルス⑤】 マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌 マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

リュッケルトの詩による5つの歌。 優しい曲調は、これから演奏されpる5番の4楽章を思わせる。 抑揚をつけつつ、強すぎない歌声が良かった。

そして、休憩を挟んでマーラーの交響曲第5番。

第一楽章から尋常なく凝ったフレージングでびっくりする。 なんだかインバルさん、いつも以上腕を大きく振りかぶって指揮している。

第二楽章、途中でぐっとテンポを落としてチェロを響かせる部分はとても風情があった。 そこから一気に盛り上げてコーラルへと持っていく音楽には涙ぐんだり。

第四楽章のメロディの歌わせ方も本当に素晴らしい。 4年前、この部分を聴いて、インバルはスゴイ!と思ったがむかしと変わらない響きだっか。

第五楽章は以前に比べて、より緩急が大きくダイナミックになった気がする。 このマーラーチクルスを通して、以前よりもずっと大胆にアッチェレランドをかけたりする部分があるのを強く感じた。フィナーレの大団円に全米が泣いた。

終わりに

人生で一番、というほどではないが、とても満足の行く演奏会だった。 以前よりも感動しなかったのは、感受性が鈍ったからだろう。 人生に対する絶望が足りないからか?いまもむかしも、幸福ではないが。

実は、明日も池袋の芸術劇場にインバルとマーラーの5番を聞きに行く。 ホントは今日の演奏会はチケットは買ったものの別の予定が入っていたので、明日も買ったのだが、予定がなくなって2日間連続で通うことになった。これもまたよいだろう。

マーラー:交響曲第5番 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 インバル(エリアフ)

マーラー:交響曲第5番 インバル(エリアフ)