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思わずジャスチャーしたくなる?イタイ・タルガムの指揮者論[TED]

TED動画で、イタイ・タルガムというひとが指揮者のジャスチャーについて話していた。 内容がとても面白かったのでメモします。

ジャスチャーという観点から、指揮者の表現したいことを論じています。

ほら、いっしょに楽しみましょう。クライバーのラデツキー行進曲

彼の音楽は、楽しいストーリーを放射していく。演奏者も聴衆も、場の空気を楽しんでいる。

オレの音楽に従え。ムーティのドン・ジョヴァンニ序曲

クライバーのハッピーさ、自由さとは対照的に、ムーティは正確、支配的。 演奏を完全に手中に納めてコントロールしている。

その結果、スカラ座を追われることになりました・・・というエピソードが面白かった。

それを、実行しなさい。シュトラウスのドン・ジョヴァンニ

なにもしないことも指揮のうちだ、という例で出されたのがリヒャルト・シュトラウス(本人) 彼の指揮は、演奏者に干渉しないこと。楽譜を読んで、それを実行しなさい。 さすが、作曲者本人・・・Σ(・ω・ノ)ノ

私のこころを感じてください。カラヤンのブラームス交響曲第3番

カラヤンは目をつぶっていて、なにもいわない。 演奏者は彼の心を読み取らなければいけない。

明確な指示を与えないので、それがよりいっそうオケの団結力を強める。 セイシンセイ?を感じさせる演奏はこのスタイルの方が効果的? フルトベングラーで訓練したベルリン・フィルにとっては、 カラヤンの指揮のほうがまだわかりやすかったりして。

みんな、ノッテルかい?!クライバーのベト7

ジャスチャーのミュージック。 プロセスを作る。

とともに、場の条件を作る。 なにも明確には指示していないが、音楽のメタ領域、空気感を指示する。

このDVDは持っていてなんども見ていたが、トランペット奏者に対するジャスチャーは面白かった。 大好きな動画だけに、これがYoutubeで無償公開されているのはどうなんだろうかと思う。

あなたが音楽から意味を見つけなさい バーンスタイン マーラー10?

最後に登場するのは、バーンスタイン。 彼の音楽は、音楽の意味を伝えること。

それによって聴衆は、それぞれが各自のストーリーを感じること。 いいかえれば、感情移入して感動しよう、という音楽。

それが時に感動的であり、時に暑苦しくもあり。