細部まで掘り深く表現したダッタン人に感嘆!フェドセーエフのN響定期
5月N響定期へ。
NHK交響楽団 第1755回 定期公演 Cプログラム 2013年5月17日(金) 開場 6:00pm 開演 7:00pm
ショスタコーヴィチ/交響曲 第1番 へ短調 作品10 チャイコフスキー/弦楽セレナード ハ長調 作品48 ボロディン/歌劇「イーゴリ公」から「序曲」「ダッタン人の踊り」
指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
フェドセーエフがN響をふるのは初めてのようだ。フェドセーエフはCDやYoutubeでたまにきいたけれけども、自分のなかのイメージでは、コテコテのロシア音楽な演奏をする人、つまりは
- 荒っぽい - 打楽器がお多い - 重心が低い
な感じ。
なにはともあれ、ダッタン人を聴きなさい
生演奏も、まさにそんな演奏だった。響く音がとても個性的!中低音がとても分厚いのだ。今日の弦楽セレナーデなど、それを感じるにまさにうってつけの曲。パンフレットには、「温かみを感じる、包み込まれるような」という表現があったが、まさにそうだ。分厚い弦がいい。
リズム感は素晴らしい。ティンパニや大太鼓を強打させるのはロシア流。ショスタコの1番の第二楽章や第四楽章、弦楽の終盤のリズムにウキウキした。
ただし、音楽には艶が感じられず、けっこうガサツだ。しかし、弦楽セレナーデは蜜のようにトロトロな演奏が好きなので、あまり好みの響かせ方ではない。
そこで、
ダッタン人☆★(ノ`・Д・)ノ
である。粗野、ガサツ、激しいリズム・・・ダッタン人にとっては全て褒め言葉だ。
もう、マニアックに細部までこだわった表現力がビックリだ。こんなに真面目にこの曲を演奏したのを知らない。こういう激しい曲は、勢いだけで終わっていることが多いのだけれど、今日の演奏はめちゃガチャ丁寧だ。
まさに、十八番だ!って感じだった。コンサートの終わりにもってくるだけのことはある。今まででダッタン人のなかでは最高の体験でした。 Amazonアフィリエイトリンク作成ツール