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[スクロバチェフスキ・読響・ブル4]御年90歳!奇跡的な神々しさに全サントリーホールが泣いた!

今日は、スクロバチェフスキさんをききに、サントリーホールへと足を運びました。

第530回定期演奏会 読売日本交響楽団

2013年10月12日(土) 18:00開演 会場:サントリーホール

指揮=スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ

スクロヴァチェフスキ:パッサカリア・イマジナリア ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調 WAB.104 「ロマンティック」

読響とスクロバチェフスキのタッグは、日本で最強の組み合わせです! しかも、今日は十八番のブルックナーがかかるということで、名演間違いなし!

スクロバチェフスキさん、今年で御年90歳らしい。立っているだけで奇跡的なのに(←失礼)その上奇跡的に神々しい音楽をするのだから、たまげる。姿を見ているだけで、ああ自分も頑ばろうと思うよ。。。

SS自作曲・・・不覚

前半は、スクロバチェフスキさんの自作曲です。きっとブルックナーのようだろうと思ったら、響きは暗く、どちらかというとショスタコよりでした。

詳細はと言うと・・・すみません寝てしまいました。

今日は、代々木公園から乃木坂までを3時間かけて散歩したため、疲れちゃった。

神々しさを考えさせられる音楽

第一楽章、第一主題の提示からの盛り上がり、はじめっからすげえ!歯の矯正中のボクのアゴも、まだ第一楽章なのにガタガタブルブルしてしまいました。始めっからホームラン級の堂々たる音楽。

瞬間瞬間で、迷いのない解釈で楽器を強調して響かせるところに、スコアを読み込んでいろいろと考えて抜いてそうならているという印象を受けた。

第二楽章は、早めの店舗でリリックに歌を響かせる。後半部の盛り上がりも素晴らしい。この人がブルックナーを演奏すると、音が大きくなる部分で神々しい気分になる。

第三楽章の狩りの音楽、出だしからメチャクチャオケを煽り立てる。それに付いて行っているホルンはGoodJob。90歳を感じさせない若々しい演奏だ。しかし、このスピードは第四楽章で使われるメロディーとシンクロしていることで、なぜこの速度でなければいけないのか、納得した。この加速が、第四楽章での大伽藍を引き立てる。

第四楽章、ここまでずっと清らかで美しい音楽が奏でられた。ロマンティックは、メロディーが叙情的ではあるものの、対立する部分が少ないのであまり好きにはなれない。

しかし、ここでようやく負のエネルギーを連想させる音楽が出てくる。ここからが、音楽の本番!

下降するような激しい負のエネルギー、上昇する正のエネルギー、そしてふと現れる癒やしの音楽、この3つの力が相互に対立し合いながら、天を目指す。スクロバチェフスキはここぞという音を強く鳴らしつつ、対立を築き上げていく。

涙を誘うのは、間に挟まれるふとした美しいメロディー。ヴァイオリンのとろけるようでいて、暖かく優しい音色に涙が溢れる。読売日響の分厚い音色を堪能だ。弦楽のアンサンブル力だと、N響よりも、読響のほうがレベル高いと思っている。

最後に現れる音楽の大聖堂。ブルックナー節で神々しく幕を閉じる。こういう神々しい音楽を聞くと、目の前に大きな空間が現れるような、光が天から注ぎ込まれるような、気分になる。心が開放されて、頭のなかは幸せに満たされる。

神々しさ。これは、なんだろうか?

自分は、無宗教ではあるものの、この神秘的さ、神々しさは音楽を通じて感覚的に知った。この感覚は、なんと言葉で表せばいいものか。記事にしようと思う。

頭が幸福で満たされて、家路につく。スクロバチェフスキの音楽、人類最高の音楽だ。

スクロヴァチェフスキのブルックナー、ロマンティック。全サントリーホールが泣いた! (@ サントリーホール (Suntory Hall) w/ 4 others) http://t.co/Y9didEuaCA — きつね (@tsu_nera) October 12, 2013