夢と希望、あるいは絶望と虚無について
今日の午後は、会社で希望学で有名な玄田 有史氏の講演を聞いた。
希望についての講演をきいた結果、残業で帰宅が23:30になって、今まさに絶望している。
希望とはなにか。
結論は期待したワリには月並みなものだったけれども、その結論に至るまでの、フィールドワークを通して科学的に実証するという、社会学からのアプローチという点がとてもおもしろかった。
どうして月並みと感じたのか?
それは、クラシックが好きな人はだれでも知っている結果だっだからだ!
夢と希望の違い
講演のなかで、夢と希望の違いについて語られていた。
夢とは、与えられるもの。願って手に入れるもの。
希望とは、苦悩の結果、努力して手に入れるもの。まだない存在。
幸福とはなんだろうか?夢や希望がかなった状態?幸福というものは2種類に分類されると思う。
モーツァルト的幸福・・・満たされた状態、包まれる感覚、安心、セロトニン分泌
ベートーヴェン的幸福・・・何事かを達成した状態、壁を破った感覚、絶頂、ドーパミン分泌
夢がモーツァルト的な幸福に対応し、希望がベートーヴェン的な幸福に対応する。
音楽で聴いてみる
これがモーツァルト的な幸福感。モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番 から 第2楽章。
続いて、ベートーヴェン的幸福。交響曲第5番『運命』 第4楽章。
絶望と虚無について
夢や希望の対義語はなんだろうか?希望の反対は絶望、夢の反対は虚無だと思う。
絶望・・・激しくもがいた結果、打ちのめされた状態。憧れが否定されること。
虚無・・・なにも望まず、諦めている状態。なにもないこと。
絶望の音楽は、チャイコフスキー 交響曲第6番『悲愴』第一楽章。
続いて、虚無の音楽。シューベルト 交響曲第8番『未完成』第一楽章。
まとめ
マトリックスにすると、以下。
正 負
動的 希望 絶望
静的 夢 虚無
これはクラシックを聞いている人ならば、感覚的にだれもが知っているのだ。どの概念も、美しい側面を持っている。虚無ですら、美しい。クラシックをきくとそう感じることがある。
結論、クラシックをきこう!