N響のオペラ演奏会、ワーグナーのワルキューレ
ワルキューレの第一幕の序曲並に仕事に追い立てられている。明日も休日出勤。 ワーグナーの毒で感覚をマヒさせるためにNHKホールへ。
第1739回 定期公演 Aプログラム 2012年11月10日(土) 開場 5:00pm 開演 6:00pm NHKホール 武満 徹/遠い呼び声の彼方へ!(1980)* 武満 徹/ノスタルジア~アンドレイ・タルコフスキーの追憶に(1987)* ワーグナー/楽劇「ワルキューレ」第1幕(演奏会形式)
指揮:エド・デ・ワールト ヴァイオリン:堀 正文* ジークリンデ:エヴァ・マリア・ウェストブレーク ジークムント:フランク・ファン・アーケン フンディング:エリック・ハルフヴァルソン
NHK交響楽団
前半の武満徹の音楽は響きが趣味ではないので寝ていた。
後半はワーグナーのワルキューレ。もちろん、大好きな曲である。 クナッパーツブッシュのワルキューレは永遠の宝物。
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」~第1幕(全曲) フラグスタート(キルスティン) ミル(アーノルド・バン) スバンホルム(セット)
悪役が一番のヒーローだった
エド・デ・ワールトの音楽の進行はやや早め。キレと勢いがある。 やや深みにかけるような気もしたが、まあよい。 N響の強みだと思う弦の深い響きがとても心地よい。チェロは最高。
ジークムンド役のフランク・ファン・アーケンは可もなく不可もなくよし。 時々声が小さかったりしたが、ときどき大きく満足。 とくに、幕切れの雄叫びはプラボー。
ジークリンデ役のエヴァ・マリア・ウェストブレークは、会場を圧倒する大きな声。 うん、ワーグナーにはこういう声出なければ、と思った。 演技すこし品がない(拳をグーにしてつきあげるところ)が、そこは目をつぶって音楽に耳を向ければ問題なし。(演奏会形式なので、演技いらないけど)
そして、ダークホースだったのがフルンディング役のエリック・ハルフヴァルソン。 今日の一番の満足感は、彼の美声だった。安定した低い音程が素晴らしい。 悪役ながら、ヒーローでもいいと思った。