ゲルギエフとマリインスキーとマツーエフでウラーと突撃する。
今日は富士通コンサート。 普段社畜のように働いているのに、労働組合はちっともチケットを斡旋してくれない。 仕方がないので、会社を休んでサントリーホールへ。
ゲルギエフのショスタコに期待が高まる
ゲルギエフすげぇなーと思い始めたのは、 彼がキーロフ歌劇場管弦楽団と録音したCDを聴いてからだった。 そして、実は生でゲルギエフのショスタコを聴くのは今回が初!期待に胸は高まる。
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第9番 ゲルギエフ(ワレリー)
2012年11月14日(水曜日) 会場 サントリーホール
リャードフ:キキモラ ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(ソリスト:デニス・マツーエフ) ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
演奏:マリインスキー歌劇場管弦楽団 指揮:ワレリー・ゲルギエフ ピアノ:デニス・マツーエフ
ニコニコ神演奏が再現した、怪人マツーエフのラフマニノフ
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。 これは神演奏だった。ニコニコ動画にアップされたら神x100くらいつきそう。
【ニコニコ動画】239240241ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第3番 第2楽章後半-第3楽章/ブロンフマン ゲルギエフ、指揮台を使わない。 そして、よく見るとおもちゃのような指揮棒を持っていて、なかなかかわいい。
マツーエフ、あいかわずのピアノが壊れる破壊的演奏スタイル。 銃弾爆撃の打鍵でピアノを蹂躙する。 ピアノは打楽器w。 それでいて、繊細さも持ち合わせているので、そのギャップが未だに信じられず。 キレのいい激しさははゲルギエフの芸風だろう。
ラフマニノフのうっとりとするロマンチシズムよりは、ギラギラのかっこ良さが目立つ演奏。 フィナーレは目を見張る突撃の音楽。
ウラー!!!!!(゜д゜)/
手塩をかけたマリインスキー率いて、ゲルギエフサウンドを堪能する
マリインスキー歌劇場管弦楽団の音は、素朴で太い。 一つ一つの音が大きい。繊細さや艶っぽさはあまり感じられない。 たまにバイオリンが目をさますような清々しい音を出す。 そして、全体でまとまって突撃していく統一感が心地良い。
このような音色がショスタコにはとても似合う。 とくに、第三楽章の祈りの音楽は、透き通っていて美しかった。
第四楽章は、ゲルギエフサウンドの世界。 切れの良いリズムと暴力的な響きに身震いした。 とにもかくにも、ゲルギエフのショスタコーヴィチはカッコイイ。
この暴力的な音楽はとても魅力的だ。 しかし、ゲルギエフを聴く度に興奮はするのだけれども、深い感動に至るということはない。 音や勢いに圧倒されて、『スゲエ』という思いが、聴いたあとに残る。