2012締めくくり!N響の第九演奏会。今年はひげおやじのノリントン指揮。
さぁ、今年のコンサートも第九を聴いて締めくくる時が来た。
毎年通っているN響へ、レッツラゴー。 (゜д゜)/ N響の第九は今年で7年連続通っているきがするぞ?
渋谷はすっかりクリスマスムードでリア充爆破しろ。

個性派ひげおやじ、ノリントンの第九
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」
指揮:ロジャー・ノリントン ソプラノ:クラウディア・バラインスキ アルト:ウルリケ・ヘルツェル テノール:成田勝美 バリトン:ロバート・ボーク
合唱:国立音楽大学 NHK交響楽団
アッサリとした演奏だぁ
第一楽章。場合によっては第一楽章が最も好きだったりするけれども、 今日の演奏はどうだろう。あっさりしすぎている。分析的すぎる。 そこはパンフレットにも本人の文章で自分のスタイルを解説してあった。以下、抜粋。
『この旋律はゆったり聴かせよう』なんてナンセンスな演奏には興味がなく、18世紀の形式を無視した演奏をしたくないのです。
第九はフルトヴェングラーで耳を慣らしすぎた自分には、ちょっと抵抗感。 スタイルが個性的なのはとても評価する。月なみな演奏には飽きているので。 部分部分の鳴らし方が個性的なので、耳を飽きさせない。
うーん、どうも、古楽のティンパニーの音が好きになれない。 これは好き嫌いかもしれないけれども。 古楽のティンパニはどうも、曲に重量感がなくなってしまう。
第一楽章は小さくまとまっている気がした。 でも、いろいろと工夫が凝縮されている演奏だった。
愉快痛快のテンポ感が好きだ
逆に、今日の演奏会で最も楽しめたのは第2楽章。 この時ばかりは、このティンパニでなければ!と思ったりした(あれ(・0・)?) これは本当に愉快。スケルツォでの各楽器のメリハリがとても諧謔的だ。 ノリントンもニコニコしながら愉快に指揮をする。
第三楽章。ここも、第一楽章どうようサラット終わる。(出だしがハヤ!っと思った)
第四楽章。スピード感を落とさなく、早めのテンポ。 合唱の登場前、オーケストラが鳴らす歓喜の主題が素晴らしかった。 主題の旋律が抑揚をつけて朗々と奏でられる。
今日は歌い手四人衆は、楽器の後方に追いやられていた。 歌も楽器の一つとして扱うスタイルは『いいね』したい。 このスタイルはスクロヴァチェフスキの第九でもしていた。 第四楽章というと歌にばかり意識がいってしまうが、本来はオケが主役なのだ!
合唱が加わると、やっぱり音楽がガラリと変わる。 ただし、NHKホールは毎度のことながら、音が後ろまで届かなかったり・・・。 そこは頭のなかでよろしく変換して聞いている。
まとめ
古典という枠組でもがいているような印象を受ける。 クラシック、とくに第九なんてものは何度も何度も演奏されて解釈のパターンが出尽くしているが、それでもなお新しい可能性を求めているような演奏だった。
再び、パンフレットで本人の言葉を引用。
ベートーヴェンの意図に忠実なのは私の方ですよ